①足裏の『3つのアーチ』

★足(脚)は体重を支える為にとっても重要なところ。

 

その足の裏には 『3つのアーチ』があります。

 1.  横アーチ     ( 親指の付け根の母趾球 ~小指の付け根の小趾球のライン)

 2. 内側の縦アーチ ( 親指の付け根の母趾球 ~かかと  の ライン )

 3. 外側の縦アーチ (小指の付け根の母趾球 ~かかと  の ライン )

 

『3つのアーチ』の部分が地面の接する事なくきれいなアーチがあると

『母趾球・小趾球・かかと』 の3点で 全体重を支える事が出来きます。

(これを 三脚構造 と言います。)

 

それにより

足裏で微妙なバランスを取って、立つこと・歩行 が出来ます。

クッションとしての役割もあり、全体重の衝撃を受け止め、

体重からのダメージを減らしてくれます。

 

そしてそして!

 

このアーチが崩れるといくつかのトラブルが・・・

ヒールの高いパンプスを履いている女性の皆さんはもしかしたら、

この位置にたこが出来ている方が多くいらっしゃるかもしれませんね。

ヒールが高くなればなるほど、重心は前へと移動して行きます。

それにより、横アーチに余分な体重が掛かり 横アーチが崩れてしまいます。

(これを 『開張足』 といいます)。

その横アーチを結ぶ真ん中辺りに たこ (これを 『開張足たこ』 といいます) 

が出来やすくなります。

足の趾がうまく使えなくなくなり、無理な歩き方をする事になり

とっても疲れやすくなります。

 

縦アーチが崩れてしまった足を 『扁平足』 と言います。

この縦アーチの崩れは歩行に大きな影響をもたらしてしまいます。  

さらに、クッションとしての機能も働かなくなってしまったり、

足裏の接着部分が広くなってしまい、血管などを圧迫してしまい ます。

そして足先が冷えるといった 末端冷え性の原因に。

ただでさえ足の趾はからだの末端中の末端なので血行が悪くなりやすくなるのです。

それにより、多くの女性の皆さんが悩まれている 『むくみ』 につながるんです。